DSC03847

2017年最後の作品は、フィギュアライズバストより初音ミクさんです。
この作品はプラモデルとプライズ景品のニコイチで製作しており、上半身は普通にプラモデルとして組み、下半身はプライズ景品の下半身を表面処理し、リペイントした物を組み合わせています。
製作期間は8月下旬からですが、身を入れて製作した時間は恐らく10日前後だったと思います。内塗装が7日くらいです。
完成日は2017年12月20日です。
あと今回は画像がかなり多めでページが重めなのでご覧になる方はご注意ください。


まずは上半身パート、つまり普通のプラモデル部分から撮りました。
それではぐるっと一回転。

DSC03790

DSC03791

DSC03792

DSC03793

DSC03794

DSC03795

うーん、全くの無改造なのにこの可愛さ・・・
服やネクタイの皺はもちろんですが、肩や脇の造形もなんか鬼気迫る物が感じられます。特に指の造形はヤバかったです、本気で魂こもっているなぁと思いましたし、何というか愛が感じられました。
なんか言ってることが吉良吉影っぽいなぁ。

↓以下文字が多いですが各部解説です↓

DSC03796

髪の毛に隠れて分かりにくいんですが、胴体自体は前後のモナカ構成なのに合わせ目が服の縫い目のように処理されているので、目消しする必要がないのも嬉しい配慮です。何より作っていてストレスがありません。

髪の毛はヴァーチャロンカラーの萌葱色に白や青を足した物(基本色)で塗って、ハイライト部分には基本色につや消しクリアとLGパール、それに白を足して作った物でグラデーションを掛けて塗りました。基本的に陰になる部分(この場合ですと下側や裏側)にはなるべく掛けず、光が当たりそうな面の広い場所をメインに吹き付けました。

DSC03797

髪の毛の四角いリボンとヘッドホン部分は塗装で再現しました。

DSC03799

手のひらは光の当たる部分は白を混ぜて明るいフレッシュを使用し、手の甲側は白を混ぜないそのままの色で塗りました。
パーツ単位で見ると違いが分かったのですが、組んでしまうと全く分かりませんが自己満足と言うことで。
爪はエナメル塗料を筆で塗りました。

DSC03800

襟の部分の緑の米みたいな物は付属のデカールの余白を切り抜いた物を使用しました。
このキット唯一の面倒ポイント、服の端のヒラヒラはマスキングで処理しました。
脇の下はウェザリングマスターを軽く塗ってディティールを強調しました。

DSC03801

驚異のレイヤードインジェクションのおかげで無塗装でこのクオリティ!
今回は顔の塗装は行わず(というか行えなかった)表面にLGパールを混ぜたつや消しクリアを吹きかけて、目と眉の部分に付いたクリアをシンナーで落とし、チークや顔の側面を強調するようにウェザリングマスターで化粧した程度です。
このあともしかしたらほっぺにハイライトの白を追加するかもしれません。

DSC03804

クッソカワイイ(;´Д`)ハァハァ

DSC03839

DSC03840

このキットは髪の毛と首だけが唯一動かせますので若干の表情付けが可能です。

DSC03805

腕のコンソールっぽい物はどうしようか悩んだのですが、デカールを自作できない環境なのでおとなしく付属のシールを使用しました。
ここだけが心残りなのですが、何か良い方法が無いものだろうか。

DSC03807

ネクタイは髪に塗った基本色をちょっと色調し直して、クリアーを3回くらい掛けてヌラヌラにしました。

DSC03815

胴体の色は艶有り黒下地にフレームメタリック2にMr.クリスタルカラーのダイアモンドシルバーを混ぜて塗っています。
腰のヒモはエナメル筆塗りです。結構ガンバった力作ですが正面からでは全く見えません。
スカートのマーキング類はガンダムデカールを使用してそれらしく見えるようにしました。

DSC03811

二の腕の01のマーキングはキット付属のもののフチを切って使用しました。
肩はウェザリングマスターのピーチを軽く塗ってます。

DSC03814

髪の毛は中央と両端が濃くなるように中央部分にハイライトを入れています。

DSC03816

スカートはプライズのスカートを原型にバキュームフォームをして製作しました。苦労の甲斐あってフチの薄い綺麗なスカートが出来ました。

とりあえず基本的な説明はこんな感じです。
今度はパーフェクトジオングよろしく、完全体ミクさんをご覧ください。

DSC03818DSC03820

DSC03821DSC03822

DSC03823DSC03825

DSC03826DSC03828

DSC03829DSC03830

最早ただのフィギュアにしか見えません。
上半身と下半身の驚きの親和性。

DSC03831DSC03832

スカートは裏側もしっかりとマスキングして塗り分けています。
おパンちうは縞々に塗ったんですが普通に白でも良かった気がします。

DSC03834

今回一番がんばったミクさんのおみ足ですが、基本はガイアの黒サフを吹き、それを白で割ったもので軽くグラデを掛けた後、クリアー吹きっぱのみですが、下地を結構真面目に作ったので研ぎ出さなくても十分艶が出ました。

DSC03835

このピンポイントの青が本当に面倒でした。
あと気付く方は居ないと思いますが、ソールの緑やスカートの緑、服の裾の緑や髪の緑は全部色味を若干変えています。比べてみてね。

DSC03836

DSC03837

上半身と下半身は普通の練りケシで固定しています。十分すぎる粘着力がありますし、位置を変えるのも容易なのでおすすめです。

DSC03838

DSC03845

腕の黒い衣装は(袖?)艶有りブラックを吹いた後クリアーをしただけです。

最後は俯瞰で撮った全体像です。

DSC03854DSC03855

DSC03856DSC03857

DSC03858DSC03859

正直ちょっとアングルを変えるだけで見え方が全然変わってくるんで、いくら撮っても飽きませんでした。
ベースは真っ黒からメタリックグリーンに塗り替えています。

DSC03860

以上、フィギュアライズバスト 初音ミク 完全版ことパーフェクトミクさんでした。
世の中には足なんて飾りだと言う人もいますが、やはり足が付くと全然別物に見えますね。このフィギュアが発売されると聞いたときからこれをやりたかったので、早い段階でプライズをゲットしておいて本当に良かったです。

製作自体は割と順調に進んだのですが、スカートだけがどうしても気に入らなかったので何回か手直しして今に至っています。その甲斐あって非常に良いものが出来たなぁと思っています。

キット自体ですが、レイヤードインジェクションのおかげで初心者でも可愛く作ることが出来ると思いますが、結構合わせ目が出るのでちゃんと作ろうとするとそこそこ大変だと思います。
まだキットとプライズフィギュアが1セットずつあるので、今度は色違いで作ってみたいと思います。いつになるかは分かりませんが・・・

今回初めてフィギュアの撮影をしましたが、なぜフィギュアのレビューサイトがあんなに写真が多いのかよく分かりました。撮っている内に楽しくなってきますね、怖いほどに。
製作記もそれなりに書いたつもりなので、少しでも誰かの参考になれば幸いです。

製作記はこちら





☆オススメリンク☆

フレームアームズ・ガール アーキテクト・アイリス
DSC04108


MF-16 minimum factory カチューシャ&ノンナ
DSC04192


メガミデバイス 朱羅 弓兵
DSC04247


フィギュアライズ6 ブラック・ロータス
R0009037