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何で年末って奴ぁこんな忙しいんでしょう・・・逝きそうです。
前回の最後で髪や下半身を塗ると言ったな、あれは嘘だ!
・・・本当は嘘なんて吐くつもりなんて無かったんですが、スカートという存在をさっぱり忘れていて、とりあえずこのスカートをどうこうしないと下半身までたどり着けないので、まずは面倒なこちらから処理していきましょう。


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どうこうするもなにも元がプライズなので、品質もそれなりであります。
造形はそんなに悪くはないのですが、とにもかくにもスカートと言うには分厚すぎます。
使用されている材質もゴムっぽい素材でカッターでもやすりでも削りにくく、リューターか何かで強引にガリガリいかないと恐らく無理でしょう。その後の表面処理を考えたら軽く死ねるレベルの作業になることは確定的に明らかです。
そこで発想を少し変えまして、このパーツを原型としてバキュームフォームしようと思います。

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バキュームフォームについては機会がありましたら詳しく書くつもりですが、今回は軽く説明するに留めます。

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原理としましては箱の上部に蜂の巣状に穴を開け、箱側面に掃除機が入る穴を開けてそこに掃除機をセットします。
原型を箱の上に置いて掃除機のスイッチを入れ、フレームに固定したプラバンを熱して原型に押し当てれば同じ物がプラバンの厚みで作れるというわけです。
厳密に言えば同じ物ではなく一回り大きくなるわけでして、さらに使用したプラバンも若干薄くなるので微調整は必要です。
今回は0.5mmプラバンを使用しましたが、ご覧のようにかなり良い感じで型どりすることが出来ました。

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出来上がった型を慎重に取り外します。
結構壊れやすいので大きめにカットした方が楽だと思います。

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フチを切りそろえてサフを吹き、軽くやすった状態です。遠目から見ると中々良さそうです。

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原型と並べてみるとこんな感じです。
多少形が違って見えるのはやはり裾の厚みの所為でしょうか。原型のような効き過ぎたエッジを無くなるように削ったので多少のっぺり感はありますね。

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気になる厚みはこの通り。
大 成 功 !!
薄すぎィ!

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原型の一部はものすごい厚みです。
せっかく下半身を作るんですからここは妥協したくない部分ですよね。完成が楽しみです。

しかしまぁここまでくるのには中々手間が掛かりました、ですがかなり達成感があります。ただ当初の予定よりかなり時間が掛かかってしまいました。バキュームフォームは一人では中々出来なかったので(昔作った物なので今の掃除機と穴の径が合わなかった)同士もっちー氏に暇なときに無理矢理手伝わせたり、1mmのプラバンでがんばって試したのに上手く行かなかったりと難航の極みでしたね・・・

さて次回は出来上がったパーツに色を塗ったりおぱ・・・んちゅを塗ったり出来たら良いかなと思っています。