
前回はこんな感じでマスキングまで完了させました。
今回はこの上からゴールドを塗って、上掛けのクリアーレッドを掛けたいと思います。

使用したのはクレオスの普通のゴールドです。下地が黒なので凄く綺麗に発色してくれます。
私の場合、金や銀そのものの色で仕上げる訳でないのなら、黒サフを吹いてからわざわざ艶有りの黒を吹いたりはしません。
当然メタリックカラーなら下地が艶有り黒の方が綺麗に発色しますが、小さいパーツや今回のようにこの上から別の色を重ねるときは基本黒サフだけで済ませてしまいます。

こちらも黒サフの上からビャーと吹き付けました。
下のパイプやその基部辺りを見ると分かりやすいかと思いますが、かなり艶やかに吹けているのが分かるでしょうか。
この段階では特に目立った埃を噛んでなかったのでこのまま基本色を吹きかけていきます。

今回上掛けに使ったのは私の大好きな塗料、ガイアノーツのプレミアムレッドです。デクーOZに使った物がちょうどブロッケン一台分くらい余っていたのでこの際使い切ってしまいます。
それにPレッドはアホみたいにテストピースがあるんで、一々テストピースを作らなくて済むメリットがあるので、赤色のキャンディ塗装は大体Pレッドを使う傾向にあります。
ちなみにキャンディでレッドを吹く場合、下地がゴールドだとかなり赤味が強く出て、シルバーだと若干暗くなってしまうんですよね。まぁキャンディは好みですね、どの色が正解とかは無いので自分の好みに作ると楽しいかと思います。
ここからは完全に乾くまで乾燥ブースにぶち込んでおきます。
キャンディ塗装は美しさの割に簡単にできるのが良いのですが、失敗したときの修正が面倒すぎるので、とにかく埃を噛ませないように意識して塗っていきます。
私の場合、朝仕事に行く前に部屋を閉め切り、空気清浄機をフルで回しておき、帰ってきて風呂に入り、髪がある程度湿っている状態で塗装に入ります。更に夏場は裸に近い格好でやります。
そこまでやっていても埃が入るときは入るんですが・・・
そして赤が完全に乾いたらマスキングを剥がしていきます。緊張の瞬間です・・・
次回はクリアーレッドが乾き終わったら、いよいよマスキングを剥がす作業をします。
マスキングを貼るのは結構苦痛ですが、剥がすのは模型をやっていて何よりも楽しい瞬間です。
上手く行けばいいのですが・・・機体と不安でいっぱいです。
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