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前回は基本色を殆ど塗ってしまったので、今回は細かい塗り分けや若干のディティールアップをしてみようと思います。
ピンぼけになってしまいましたが頭部です。
頭頂部はマスキングで塗り分けましたが、一段くぼんだ部分が設定ではグレーなのです。
ここはハセガワさんから出ている「カーボンフィニッシュ」を切って貼ろうと思います。

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アールを描いているので普通のシールではまず上手く貼れませんが、フィニッシュシリーズは面の追従性がかなりあるので、皺にならずに貼れます。
写真で皺っぽく見える部分は組んでしまうと見えない部分なので適当にやりました。

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モノアイの部分はマスキングで仕上げました。
ここは4mmのポンチを使ってくり抜いたマスキングテープを、何枚か重ねて中心部の大きさに合わせました。
計っていないので正確な大きさは分かりませんが、中心部は多分4.5mmでぴったりな大きさだと思います。

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バイザー部分は余ったカーボンフィニッシュの切れ端でそれとなくディティールうp。

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胴体の中央にはシールを貼る部分があるのですが、こちらも同じくハセガワさんから出ているミラーフィニッシュを貼ってみようと思います。

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こちらも上手くいきました。
カッティングシートのマス目が見えるくらいにキラキラ反射しています。

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クリアーパーツをかませると若干見えづらくなりますが・・・まあ気の持ちようです。

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背中の部分も同じようなディテールがあります。
写真は何も貼っていない状態です。

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こちらは面が平らだったので、安いラピーテープを貼りました。

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こちらも良い感じです。
あれ・・・ミラーフィニッシュ貼った意味はあまり無かったんじゃ・・・?

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足首のパイプ?っぽい部分は中がすっからかんなので、コトブキヤさんから出ているマルイチモールドの4.5mmの物を使用しました。

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塗装し終わっている物をセメントで固めるのはリスクがでかすぎるので、私はこの接着剤(旧アクアリンカー)を使用しています。

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そこら辺にあったテストピースの残骸の上に接着剤を垂らします。

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竹串やらカッターの刃でチョンと置きます。
本当にチョンとおくだけで良いです。

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するとこんな感じになります。
初めの何も入っていない時よりも格好良くなったはずです。
さて、後は組み上げるだけですが、バンダイ製のプラモは良くも悪くもクリアランスが少ないです。
今回はパール塗装なのでクリアーをマシマシ厚吹きしてあるので、確実にパーツをはめるときに負担が掛かります。
パーツに負担が掛かると最悪割れます。特に私のようにセメントでムニュ付けしているのではなく、カラーパテで接着して合わせ目を消してあると、どうしても衝撃や圧力に弱くなってしまうのです。

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はめるときに一番のネックは肩アーマーです。
ご覧のようにダボ穴にまで塗料がみっちり入っているので、このまま入れたら深い悲しみに襲われる確率は非常に高いです。最悪死にます。

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そこでこんな具合に凸部分を削っておいてやります。
緩い分には調整がきくので、しっかり根本まで削っておいて損はないです。
ちなみに普通にセメントで接着をして、サフ吹いて基本色塗ってつや消しを吹いただけの作品ならそこまで気にする必要はないと思います。
艶有りはどうしても塗膜が厚くなるので、こうしておいた方が精神衛生上よろしいです。

これですべての作業が完了したので、後は組み上げて写真を撮るだけです。
記事を書く前は2回分も書くことネーヨ( ゚д゚)、ペッと思っていましたが、書いてみると思いのほか記事が長くなってしまい、これなら3回にすれば良かったと思ったり思わなかったり。
何か参考になる部分があれば幸いです・・・

後は私の方は一番いやな写真撮影をするだけですが、今まで使っていた高級メインデジカメ(6万)が物理的にお亡くなりになったので、ちょっと途方に暮れています。
一応最初期のデジイチがあるので、それでちょっと試してみて、良さそうでしたらアップしたいと思っています。

ふーちかれた。
デクー監視型の完成品はこちら。
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