P2020377

祝!RG ゴッドガンダム発売!
昨今のプラモブームでガンプラが買えない日々が続きましたが、このゴッドガンダムは生産数が多かったらしく、私の住む地獄みたいな田舎町でも無事購入することが出来ました。やったね!( • ̀ω•́  )

キットは最新と言うだけ有って可動やギミック、プロポーションや細部の造形に至るまで完璧の一言に尽きます。
ただ組み立てやすいかと言うとそうでは無く、非常に小さいパーツが多々あったり、アンダーゲートを無駄に多用しまくっている所為で処理に非常に時間が掛かり、普通に素組みするだけでも半日掛かりました。
アンダーゲート多様の理由は皆さんお察しの通りプレミアムな所かガンダムベースとかで金メッキにして出すためでしょう。
ただそのおかげでゲート跡が分かりづらいので素組みでも十分鑑賞に堪える出来になるので、ある程度プラモを組める様な方にはお勧め出来るキットになっています。

今回は表面処理して塗っただけの素組みですが、パーティングラインやゲート跡の処理が結構多くて中々大変でしたし、先に書いたとおり小さいパーツが多くクリップで掴めないものが多かったので塗るのも結構苦労しました。
完成日は12月10日で2022年最後の作品です。
PB060217PB060218

PB060219PB060220

まずは全体図。
塗装は白の濃淡が気に入らなかったので白い部分は一色で塗っています。参考にしたのはGガンダム データコレクション16の表紙絵です。
デカール類もGガン系には似合わないと思ったんで一切貼っていません。多分これからも貼りません。

先に塗料のレシピを載せときます。
全ての下地にクレオス1500サフグレーを塗っています。配合量は適当です。
白:ニュートラルグレー1(G)+ホワイトを数滴。
赤:ローズブライトレッド(G)+ブライトレッド(C)
青:アイスコバルトブルー(G)+コバルトブルー(G)
黄:マイルドオレンジ(G)+サンシャインイエロー(G)少量
グレー:メカサフスーパーヘビー(G)+ブラック(余った塗料とかをまとめたやつ)
マルチプライヤー:GXメタリックグリーン(C)の上にパールシルバー(G)、その上にクリアグリーンをコート。
コートはガイアのフラットクリアープレミアム。

PB060232

コアランダーの羽を展開した状態。
マルチプライヤー展開はかなり癖があってやりにくいです。やりにくいというか壊れそうで怖いです。

PB060222

日輪はPET素材の物が3枚付属します。3枚が上手い具合に重なるので自然なグラデーションになります。
これでCDを保護する謎の透明プラバンで日輪を作らなくて済みます。

PB060239

コアランダーに日輪を付けたクリアーパーツを取り付けると親の顔よりよく見た状態になり実家の様な安心感すらあります。
ただこの状態だと後ろが重すぎて自立が困難になるのでスタンド必須です。

PB060223

付属品。
手は握り手・武器持ち手・平手・ゴッドフィンガー用右手・石破天驚拳用であろう爆熱した平手が付属。出来れば完全な丸指にして欲しかったデス。
さらに残念な事に左手ゴッドフィンガーはありませんのでサイシーやシジーマ戦は再現できません。ここホント意味不明。そういう所だぞ。

PB060224

ゴッドスラッシュは二本付属。先端はもう少しシャープでも良かった気が。
Gフレームの様にもう少し表情を付けてくれたら良かったのになと少し残念です。

PB060211

コアランダーはかなり可動範囲が広く羽の表情付けが非常にやりやすくなっています。
コクピットはクリアグリーンでは無くただのクリアーです。ここは合体するにあたって干渉しそうだったので塗装しませんでしたが、何回か合体させても傷が付かなかったので塗装しても良さそうです。

PB060213

コクピットは開閉可能ですが中のドモンは流石に再現されていません。

PB060212

バーニア内部は寂しかったのでディティールアップパーツで少し装飾しています。


PB060214

羽の可動は凄まじく90度後ろに倒せるのでこれまでに無い表情付けが可能。羽の基部の保持も問題無いのでヘタれたりすることは今のところ有りません。

PB060215

ただコアランダーの固定方法が穴の左右にある小さな突起だけで保持してるっぽくて、日輪エフェクトを付けたままポーズを付けると笑える頻度でコアランダーごと離脱します。ちなみに私は3台組み立てましたが3台ともポロリするので個体差では無さそうです。ここはブンドドしなければ問題無いのですが結構ストレスになります。

PB060226

マシンキャノンは差し替えなしで展開可能。このサイズで凄いです。
両腰のビームソードはスライドしてラックに固定するので塗装剥げを考慮してこの段階では付けていません。

PB060227

エネルギーマルチプライヤーを展開しても顔が隠れない様に上手くアレンジがされています。天才か・・・やはり天才なのか・・・
こればかりはどの立体物でも顔が隠れがちになってしまい困っていましたがここに来てようやく最適解が示された気がします。

P2040387

肩は白い部分が展開するという謎ギミックが追加されています。
やりたいことは分かります。私も当時はゴッドはシャイニングに比べて地味だな・・・と思ってましたから。
ですがこの場合シャイニング程の派手さもなければ意外性も無いので特に無くても良かったと個人的には思います。しかし有って困る物では無いのでマイナス要素では無いです。原理主義者は面倒な生き物なんです。
あと細かいことですが二の腕と二の腕の上にあるアーマーからのシルエットに多少の違和感を感じます。

P2040386

Gナックルは親指部分を含めて比較的良く動きます。これも表情が付けやすくて良いですね。素晴らしいポイント。

P2040382

腿(特に後ろ側)は設定と大幅に形状が違う部分で正直微妙な感じでしたが、これは可動範囲の確保とデザインを両立させるため仕方なかったのかもしれません。
腿後部は通常はこのようになっていますが

P2040383

膝を曲げると干渉する部分が引っ込んで可動範囲を確保出来るようになっています。
このサイズでこのギミックを再現するのは流石。

P2040384

リアスカート中央ブロックは通常時はカバーがしているので特に違和感無いデザインですが

P2040385

カバーをずらすとアクションベースにさせる穴が出てきます。よく考えられていますね。
余談ですが左右リアスカートの上部の白いパーツがもうホント酷いレベルでポロポロ取れるんで要接着ポイントです。

PB060231

脛のスラスターはカバーを開けるとスラスターが迫り出すギミックがあります。ただスラスターを展開しようとするとカバーが外れやすいのでこの部分も接着した方が展開が楽に出来ると思います。

後はポーズを付けつつ軽く解説していきます。

P2020376

足の接地性は異次元レベルで良いです。つま先と踵が独立して動くので扱いやすさと接地性が両立されています。
ただ先に申した通りエフェクトを付けると一気にバランスが悪くなるので転倒しやすくなります。

PB060233

PB060235

前腕はロール軸が有りますが特定の場所に来るとグラつくのでポーズ付けはややコツが要ります。

P2020381

接着しないと本当にあちこちポロポロ取れる・・・ランダーとリアスカートはいっそセッチャコする方が精神的に良さそう。塗装して塗膜分厚くなっているはずなのに良く取れます。

PB060237

しかしまぁ少し動かすだけでもカッコ良くてびっくりします。

PB060229

オマケでGフレームのシャイニングと。
実際はGフレームの方がスケール的には正しいっぽいですね。

PB060245

以上、RG ゴッドガンダムでした。
発売してくれてありがとうと言う気持ちと何年待たせんだよと言う気持ちが入り交じる凄い複雑な心境でしたが、こうしてゴッドを作ることが出来て脳内を幸せで染め上げることが出来ました。
本当にGガン成分の補給は難しく生殺与奪の権をバンダイに握られっぱなしでままなりませんでしたが、このRGのおかげで数年は生きながらえることが出来そうです。GフレームもようやくGガンシリーズが出始めた所ですしね。

キットは始めに説明したとおりアンダーゲート多用でやや作りづらい反面、完成品はとても良い物になるのでGガン好きはもちろんデザインが気に入ったなら是非作ってみて欲しいです。でもガチの初心者にはお勧めしません。多分模型が嫌いになると思います。
私は不必要なほど愛もあるしプラモ制作自体もそれなりに慣れていると思いますが、それでも作るのはかなりしんどかったので気合いを入れて作ってください。
小さなパーツの管理だけしっかりすることを忘れずコツコツ作ればなんとかなりますので頑張って欲しいです。

ひとまずこれで2022年作ったプラモの紹介が終わりました。
相変わらず新作のプラモは何処に行っても見かけませんが、今年はゴッド2体をメタリックや金ピカにしないといけないので最低2体はガンプラの完成品が上げられそうです。
あとはRGでシャイニングとマスターが出てくれると死ぬほど嬉しいです。プレバンでローズ出したの死ぬまで許さんぞ。


☆オススメリンク☆

HGFC ゴッドガンダム ハイパーモード
R0009190


HGFC マスターガンダム ハイパーモード
R0010247


三国創傑伝 炎皇張飛ゴッドガンダム
P9200115


LEGEND BB ガンダムベース限定 武者號斗丸
DSC03736

a65c807a-s