模型製作をやる上で絶対やった方が良いわけでは無いのですが、やった方が良いことの一つにスジボリの彫り直し作業があります。
私は以前から興が乗った時にしかしませんでしたが、ブログをやる上であんまりにも見苦しい作品を載せるのも心苦しくなったので、この機会に工具一式揃え直すことにしました。


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こちらがスジボリ用の工具「Mr.ラインチゼル」です。
Pカッターを使ったことがある人なら分かると思いますが、あれが小さくなったような感じです。
今まではタガネとラインチゼルを一つずつ使っていましたが、タガネは扱い方が悪かったのか折れてしまい、買い直すにもそこそこの出費になると思い、安く済ませられるMr.ラインチゼル集めるに至りました。
刃の厚みは現段階で 0.1mm 0.15mm 0.2mm 0.3mm 0.5mm  0.7mm 1mm 1.2mm それ以外では廻し彫り用と言われる物が一つあります。

これらは刃の部分だけですが、一つあたり大体600~800円くらいで揃えることが出来ます。
しかし一つだけ問題があり、刃の部分は安いのになぜか持ち手がセットになると2000円近くもしてしまいます。
刃先が数多くあると管理も面倒ですし、持ち手が一つでは変えるのも中々手間が掛かります。
そこで安く持ち手を揃える方法を紹介します。

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上のペンシルは100円ショップのダイソーさんに売っているメカニカルペンシルです。
芯の太さがラインチゼルの刃の軸部分と同じ2mmのものを買ってきました。

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中に入っている芯を引き抜き、ラインチゼルの刃を入れるとぴったりと収まります。
力を入れて引っ張れば抜けてしまいますが、模型制作中に動くことはまず無いでしょう。
ちなみにペンシルは写真左の物の方が作りがしっかりしていましたので、そちらの種類で揃えることにしました。

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全部で8本買いました。
前使っていた0.2mmの物はこの際に買い換えました。

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調べたわけはない無いので確証はないのですが、こちらのペンシルは金属っぽいもので成型されているのでちょっと重みがあります。
私は重量感があって好きですが、重いのは手が疲れるという人は先ほどの写真の左側の物をおすすめします。そちらはプラスチック製で軽かったですし、使用感は問題なく普通に刃を入れて彫ることが出来ました。

あとはペンに使っている刃先の厚みを書いておけばOKでしょう。

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私は時間が有り余っているのでリューターで削って厚みを彫ることにしました。
ちなみにこのリューターは長らく愛用していますが、今のところ不具合も出ず活躍してくれているので助かっています。

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リューター付属の先がとがっているビットでカリカリと削っていきます。
全部で10分くらいで出来るのでおすすめな作業です。
シルバーのペンのみ目立たないので、後ほどスミイレでもしておきます。

以上ですが誰かの参考になれば幸いです。