相変わらずガンプラが何処にも全く売っていないので、ガンプラ以外を作る機会が増えてきた今日この頃、以外とカーモデルもバイクも作ってみると面白いことに気づいてしまい、今まで手を出さなかった事に少しの後悔を感じています。
ですがカーモデルはガチでやるとクリアーやら研ぎ出しやらがもう本当に大変で、それがイヤで敬遠していたのですが、今回こんな面白そうなキットを発見したので試しに手に取ってみることにしました。
楽プラと書いてあるのでもしかしたらボディが塗ってあるのかな？とか色々わくわくしながら買って参りました。プラモはこの妄想している時間が一番楽しいですね。
さて、無駄に長くなりましたが早速作っていこうと思います。
ボディはパールがかった艶ありの成形色ですが塗装は特にされていませんでした。
1/32スケールと言うこともあって手の平に収まる位の大きさです。普通のカーモデルの2/3位の大きさでしょうか。
この成型色なら特に塗装をしなくても楽しめそうですが、やはりパーティングラインが入ってしまうのは避けられないので、塗装するなら多少の処理は必要になると思います。
ランナーは少なめです。
シャーシは1パーツでタイヤもプラで成型されています。
タイヤは艶ありですが、その横の背面のパーツは少しつやを抑えて成型されています。
そのほかの部分もおおむね艶あり成型となっていました。
ボディの細かいパーツは別で成型されています。
ゲート跡も目立ちにくい部分に配慮されているのが良いですね。
ホイールパーツの表面は塗装なのかメッキ風なコーティングなのかは分かりませんが、かなり艶やかに仕上がっていました。素晴らしい。
マフラーはメッキ成型です。このキットは定価が1980円なのですが私は1000円で購入したので実質半額でした。2000円だと少し躊躇しますが1000円でこのクオリティならいくらでも買っちゃいそうです。
ちなみに裏側はこんな感じになっています。
あとはクリアー成型の窓ガラスやライトのパーツ。
シールに説明書が付属。あと撮り忘れましたが初回限定生産品なのでペーパークラフトのオマケが付いてきました。
シールはかなり細かいところまであるので塗装しなくても十分行けそうでした。
ナンバープレートメーカーというアプリ？も有るみたいですね。我が家はプリンターが無いので使えませんが。
それでは作っていくとしましょう。
面倒な内装はハンドル込みでで3パーツで出来上がるので本当にマッハでできます。
シールを多少貼るので時間がかかりますが、どんなに多く見積もっても5分で組み上がります。
ランナーから切り離して2分くらいでこの状態です。
ハンドルを付けて箱状にしたら完成。早い･･･もちろん接着剤は不要。
これをシャーシの上にのせればシャーシ側は完成です。
ここまで使用したパーツは内装に3パーツ、シャーシ側はシャーシx1とタイヤx4とシャフトx2で7パーツの合計10パーツです。いやぁ楽だわこれ。
もちろん凝って塗装すればもっと時間は掛かるでしょうけど、私は内装とかロクに見ない派なのでシールを貼るだけの仕上がりでも1mmも気にしません。
その代わりボディは少し気合いを入れて塗ることにしました。
パーティングラインを消してグレーサフを吹いてガイアのパープルヴァイオレットを塗装。
下地が乾いたら今度はマジョーラのプレアデスⅡを塗装。
この塗料は青から赤に変色する偏光塗料で、一瓶1500円とか2000円もする高級塗料です。
高級が故に買ったは良いが使いどころが分からないエリクサーのようになっていたので、こういった機会にテストを兼ねて作品を作ってしまいます。普通の塗料はテストピースを作るんですけど高級なのはあまりやりたくないんで･･･上手く塗れることを祈るだけです。
まぁソコソコには上手く塗れたと思うので、後はウレタンクリアーを雑に吹いて本体塗装は完了。砂吹きすらしない一発吹きなので凄まじく早く塗り終わりました。
後はシールをペタペタ貼っていくだけです。
この写真だと全く偏光していませんが、日の光などしっかりとした光量が確保出来ればものすごい偏光力？を発揮して色味が変わります。
最大の鬼門は窓ガラスなんですが、さすがにシールを貼るのは躊躇われたので自分でマスキングして塗りました。ワイパーはエナメル筆塗りです。
後はこれを組めば完了なので凄い楽でした。仮に塗装せずにシールを貼って組んでも1時間くらいで出来てしまうと思いますし、今回のようにボディを塗装しても乾燥時間込みで3日ほど、制作時間適には3～4時間程度で出来てしまうと思います。
これは本当に模型入門には最適ですね。自分が中学生くらいの時にこれがあったらきっとカーモデラーになっていたんじゃないかという位に楽しいキットでした。時間のない中年紳士にもお勧めできますが、どちらかというと小中学生にお勧めしたいキットですね。
興味があれば手に取ってみることをオススメします。本当に楽しいですよ！
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