
今回はMODEROIDより発売されたブロディアを制作しました。
まさかブロディアがプラキットになる日が来るなんて・・・こんなに嬉しいことは無い!
キットはパーツ数も比較的抑えられており非常に組みやすく、造形に関しては非の打ち所は無くもはや神レベルと言った再現度になります。
合わせ目消しが出来ない箇所が多々ありますが、そんな事が気にならないレベルで良く出来ており、これにはいにしへのオッサン共もニッコリすること請け合いです。
私は発売日に購入していたのですが、少しずつ丁寧に制作したので割と時間が掛かりました。普通に組み上げるなら2時間掛からないくらいです。
制作期間は2~3週間ほどで、完成日は3月3日です。




まずは盾無し装状態で。
本当に出来が良くてプロポーションはゲームで見たブロディアのまんまです。スゲェ!KOOL!!
今回メインのレッドはタミヤのピュアレッドの上にガイアのプライマリーメタリックレッドを吹きっぱなしで仕上げた物です。白はサフの上からガイアのホワイトを軽く調色後、LGパールを適当に加えてほのかなパール調に仕上げています。なるべく成型色に近い色で仕上げたのでガシガシ遊んでも塗装剥げが気にならないように努力はしています。
関節はメカサフのガンメタを薄ーく吹いています。これも成型色に近いので剥げ対策です。

こちらがシールドを付けた状態。
こちらは腕の後ろに取り付けていますが、腕側面に穴があるのでそちらにも取り付け可能。

付属品は平手とガトリングロッド。ガトリングロッドは展開状態と収納状態の選択式です。
さすがに液体炸裂カートリッジは再現されていません。
指はガンダムとは違う4本指ですが、これは格闘のための強度と細かい作業での使い勝手を両立させたらしいです。こういった部分もメカっぽくてグッド。

シールドガンとビットのようなアサルトサテライトも付属。
アサルトサテライトの砲身部分は説明書では白色だったのですが好みでガンメタに塗っています。

シールド裏もぬかりなく造形されています。パーツ分割がしっかりされているのでマスキングは殆ど必要ありません。
設定とは違いますが塗料が余ったのでバーストガンの先端に機体色の赤を塗っておきました。

アサルトサテライト裏側はメカモールドがびっちり入っていて凄いデス。これは本当に素晴らしい。
地味に羽の塗り分けが面倒でした。見にくいのですがバーニアのモールドも細かく造形されています。

付属品全部。
プライマリーメタリックの地味なぎらつきが良い感じです。凄く良い(語彙力)
ここからは少し手を加えたところを紹介します。

バックパックのアンテナこと複合センサーはライト部分を透明なランナーから削り出して取り付けています。
H・アイズのランナーがやりやすかったです。

ここはマスキングで仕上げるよりかは別パーツ化した方が楽な上に綺麗に仕上がると思います。

首の付け根はマスキングでガンメタに塗っています。ここを塗ると塗らないとでは引き締まり方が大分変わってくるので、塗り分けた方が良いポイントです。
余談ですが今回は気合い入れて表面処理&塗装したので全体的に粗が少なめです。

両肩の付け根の凸モールドは削ってメタルマイナスモールドに置き換えています。

胴体に付いているライトは削って3mmのレンズパーツでデコりました。少し面倒ですが効果は絶大ですし、こちらもマスキングで塗り分けるより綺麗に出来ます。

脹ら脛のスリットは円形マスキングシートを使用してマスキングしています。膝のモールドには円形のエッチングパーツを貼り付けています。
さらに余談ですが、ブロディアにはスパイクが肩と膝合わせて12個有りますが、いずれのパーツもパーティングラインが中央に出る上にスジボリにもまたがっているので処理が非常に面倒でした。

見えないスカート裏までモールドがびっちり。裏打ちの必要が無いのは素晴らしい配慮です。
リア側はかろうじてモールドがチラ見することもありますが、前はほぼ見えないので塗る必要はあまり無いかも。
私はマスキングが面倒だったのでエナメルのガンメタを筆でざっと塗っています。

このキット最難関のヒールクローラー。塗り分けがキツい。本当にキツい。色々試行錯誤した結果筆で塗り分けるのが一番早くて綺麗でした。
ガンメタサフを吹いた後に黒を丁寧に筆塗りしています。ここだけはマジで別パーツにして欲しかったです。
以下ポーズを取らせています。

自立性がやや低めなのはご愛敬。


アサルトサテライトの支柱はグレーで成型されているので、市販の透明パーツに置き換えた方が見栄えは良さそうです。

置き換えるとこんな感じになります。あんまり変わらないかな?


ゲームで印象的なアクション。

爪出しっ放しだったっけかな・・・?




確保出来るクリアランスは全て確保しているので関節の削れは今のところ無いです。にしても良く動きます。


いやホント作り込みが凄いです。愛しか感じない。
平面の部分はヒケを処理しカッチリと、曲線部分はなだらかになるようにしっかり削ってやればメリハリの効いたボディになります。マジで手を加える必要無し!

パッケージアート風に。
エフェクトは魂エフェクトのベージュを使用しました。


以上、MODEROID ブロディアでした。
とにかく感謝の言葉しか思い浮かびません。キット化してくれてありがとうとしか言えません。ガンプラの買えなくなった昨今消沈していたプラモ熱を大爆発させてくれた神キット。
制作時のストレスは皆無で初心者にもお勧めですし、成型色が中々秀逸だったので無塗装派にも嬉しい仕様です。
今回は汚しを一切加えずシンプルなメタリック仕上げにしましたが、ガッツリ汚しを加えて作っても映えるでしょうし、2Pカラーの青色で塗っても良いですし、オリジナルの配色で仕上げてもきっと素晴らしい物となるでしょう。
とにかく1個作っただけでは物足りない、まだまだ作りたくなる魅力のあるキットだと思います。
塗装して仕上げるなら一部パーティングライン消しが面倒な部分があったり、クローラーの部分を初め細かい部分でマスキングが必要な所もありますが、難易度自体は低めなので時間を掛けてゆっくりやれば必ず完成出来ると思います。
言いたいことはまだまだありますが長くなりすぎるので締めることにします。最後にこれだけは言いたいのですが、プラモも面白いけどパワードギアやサイバーボッツも面白いから是非プレイしてみてください。
後本当に最後ですがレプトスとGヴァイスもプラモ化お願いします。死ぬまで待ってます。
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1/35 レイノス

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1/100 Full Metal KAINAR

