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祝!完成品100体目!
今回はPLUMからかなり昔に発売された「 AS-5E3 レイノス 量産機」を使用して主人公機のカラーに塗って仕上げてみました。
主人公機と量産機のキットの違いは武装のみで、主人公機はガトリングのみで量産機はバズーカとディフェンス・ディスチャージャー、ミサイルランチャーが付いたお得なものになっています。その後ポリキャップを強化したリニューアルVer.とかも出ています。
PLUMのメーカーホームページを見ると恐らくこのレイノスが一番初めのヒトガタプラモだと思うんですが、初めて設計したとは思えないほど組みやすく、各所にアンダーゲートも採用されているので、パチ組みでも見栄え良く作れる様に配慮された作りやすいキットとなっています。

製作はあちこち地味に手を加えたので2週間以上掛かりました。完成日は7月25日です。
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全体はキツめの汚れを全身に加えています。
自分の中のレイノス像をキットにぶつけただけのウェザリングなのでリアリティのある汚れ方はしていませんが、おおよそイメージ通りには仕上げられたので大変満足しています。
どうやってこんな汚れ付いたんだよ?とか何の汚れだよこれ?とか考えず脳死して作ったので見る方も脳死してくれると有り難いです。
このキットは先述したとおり大変出来が良く、殆ど手を加える必要がなかったのですが、多少気になったところもあったので一部市販パーツに置き換えたりプラバンでディティールを作り直したりしました。

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まず一番派手に変わったのは背面バーニアです。
ここはキットではただの丸い穴でしかなかったので、その部分に合う大きさの市販のバーニア(NEW U・バーニア(丸) S)を埋め込んであります。
内側はオレンジに塗り外はクリアブルーを強めに掛けています。

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肩のスラスター内もディティールがなかったので鋼魂のエッチングパーツを塗装して接着しています。

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アームカバー中央の四角い部分もエッチングパーツを貼っています。


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膝の丸いアーマーのリベットはパーティングラインがあって処理が面倒だったので、一度全部削り落としてから虫ピンに置き換えています。地味に面倒な作業でしたが綺麗に仕上がるので効果的な工作でした。
股間中央を始め各部位にある凸モールドは抜きの関係からかディティールが甘いものがあったので、一度削り落とした後プラバンの細切りでディティールを復活させています。

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腕のシリンダーはハセガワのゴールドフィニッシュつや消しを貼っています。
きらりと光り良いアクセントになりますが、つや消しなので派手に光らないのでウェザリングを施した本体とも良く合います。
二の腕や前腕の丸モールドは市販品に置き換えました。

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頭部のカメラアイは中央の部分のみ透明パーツが付くのですが、裏面が凸型をしていて裏面を銀で塗っても白で塗っても暗くなってしまったので、UVクリアジェルと円形メタリックシールを組み合わせてレンズパーツを自作しました。
こうするとひさしの陰になってしまいがちなカメラアイも光が反射しやすくなるので多少目立つようになります。
左右二つずつあるカメラはシルバー+クリアレッド+UVクリアジェルで仕上げました。

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ふくらはぎのバーは無駄に三色使って丁寧に塗り分けました。
足のシリンダーはマスキングが面倒だったので筆で仕上げました。シリンダー中央は説明書通りグレーのままです。

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前腕正面のプレートは配色を少し変えてシルバーで塗っています。

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一応地上にも行けるはずなので足はもっと汚れるはずですが今回は泥汚れは付けませんでした。
泥汚れを付けると完全に地上用に見えてしまうのでここら辺の塩梅は非常に迷いました。

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何を説明したくて撮ったのか覚えてませんがせっかく撮ったので上げておきます。

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肩の増槽は錆たり汚れたりしないと思ったので余り汚していません。ただ何も汚さないと違和感が凄かったので気持ち汚しを掛けておきました。
このキットは主人公機にはないディフェンス・ディスチャージャーとミサイルランチャーが付いてくるのでそちらと交換可能となっています。

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向かって左がディフェンス・ディスチャージャーで右側がミサイルランチャーとなっています。
ゲームでも初めからディフェンス・ディスチャージャーは使用可能でしたが、アレって敵に食らわしても殆どダメージがないしディフェンスという割には何かを攪乱してくれる訳でもないしどう使って良いのか分かりません。そんなわけで未だに2面で爆死し続けているのでレイノスが地上に降りるかどうか分かりません。

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ミサイルランチャーにおいてはまだ入手すら出来ていないのでどんな威力なのかも分かりません。
おっさんには難しすぎるゲームですねレイノスは・・・

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ディフェンス・ディスチャージャーの3つの砲身はキットではモナカで合わせ目処理が非常に面倒な上制度も良くなかったので、プラパイプを切り出して市販パーツのマルイチモールドを先端に貼って作り直しました。

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ミサイルランチャーは無加工で合わせ目は段落ちモールド化して処理しました。

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メインウエポンのバズーカは丁寧に合わせ目処理をしてレンズを市販のモノに置き換えたくらいです。
武器はこれしかなく右手しか持ち手が無かったので接着剤でガッチリ固定してあります。

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フル装備状態。
お太くて格好良すぎる!昨今のロボットには見られない重厚さが良いですね。
ただプラが厚く本体自体も重いので
各部位は大きめのポリキャップで支えられているのですが、それでも動かしていると外れたり緩んだりするので扱いは結構大変です。
欠点という欠点はこれくらいでしょうか。

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左からも。
こちらは肩の武装を外して
増槽に変えています。

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以上、1/35  レイノス でした。
引っ越し後初の作品なのでいつもと作業場の勝手が変わってしまってえらく苦労しました。
製作も色々グダグダで、初めからウェザリングで仕上げる気だったのに無駄に丁寧なグラデを掛け、その上から派手なウェザリングを加えるという愚の骨頂のような事をしでかしてしまったせいで不必要に時間が掛かり、なおかつその労力が作品に反映されているかどうか分からないのですが、製作自体は非常に楽しく出来たのでまあいっかという感じです。
今回のこの作品で完成品100体目なんですが、100体以上も制作していて未だに完全に納得のいくモノが作れないというのは腕と頭が悪いのか、はたまた理想が無駄に高いのか分かりませんが、これからも満足いく作品を作り続けていきたいと思います。




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