前回は主に必要な物の説明で終わりましたので、今回は実際の製作方法でも書きます。
残念ながらあまり良い写真がなかったので文字多めで解説していきます。

まずは石膏を混ぜるのですが、早速その画像がありません。
とりあえず袋の裏の説明書を見ながら混ぜてください。コツは若干とろみを付けた方がやりやすいです。

混ぜ終えた石膏をトレイに流して固めるのですが、そのままトレイに流すよりもアルミホイルを軽く丸めて伸ばした物の上に流すと、しわの形がトレースされるので普通に作るよりも岩っぽくなります。

今回の場合ではアルミホイルの上に石膏を流し、少し堅くなった頃に蓋をするようにアルミホイルを被せました。
こうすることで両面に模様がつきます。

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固まったらアルミホイルを剥がし、好みの大きさになるまで砕きます。
1cm以上厚く作ると素手で砕くのは中々大変なので各自で工夫してください。
ちなみに私はすべて素手でやりました。

初めから思った通りの形を作るのではなく、割った形の中から理想に近い物を見つけ出し、それを加工した方が楽だと思います。


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そんで一気に仮組みです。
プラバンで組んだベースの中にスタイルフォームを敷き、その上から石膏を流して固めた物の上に、先ほどの岩を軽くのせました。
仮組みの際は練りケシのような粘着性のある物で固定すると位置決めが出来て楽だと思います。

今回は正面の岩に電飾を仕込むのでその部分だけは何も付けずに開けておきます。

仮組みの段階でOKだと思ったら接着してしまいます。
岩の厚みにもよりますが、1cm近くあるのならピンバイスで穴を開け、真鍮線でガイドを作った方が良いと思います。
接着にはこの接着剤を使いました。

セメダイン 超多用途接着剤スーパーXゴールドクリア P20ml AX-014

この接着剤は乾くのに多少時間が掛かるのですが、逆にそのおかげで細かい微調整が効いたので作業しやすかったです。
今回の台座は6割が真鍮線を通して固定し、4割くらいは接着剤だけで固定しています。
理由は単純に面倒だったからです。

いよいよメインの電飾作業ですが、特に難しいことはしていません。

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上のライトを分解してライト部分と電池ボックス部分に分けます。
ここら辺もあまりに簡単すぎたので写真を撮っていません。やれば出来るはずです。

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あとは分解したLED基盤を石膏で固めるだけです。
コツはLEDになるべく掛からないように石膏を被せるくらいでしょうか。
被せたところで通電すればLEDの位置が分かるので、その部分をカッターで削り出せば問題ないです。

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完成品はこんな感じです。
これは形を出すのがしんどそうだったので、若干薄めに大きく作って完成後形を出してます。

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LED付きの岩をベースに仮置きします。これは本当にポンと置くだけです。

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上から見てもちゃんと輪になっているので問題なさそうです。
後はこの配線を通す穴を開けるだけです。

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ここは失敗しないように良く調整してください。

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穴は1mmのピンバイスで開けています。
無事ケーブルが通ったら次は電池ボックスの配線に移ります。


今回で終わりにするつもりでしたが、思ったよりも書くことが多く疲れたので配線と電飾の確認、塗装作業は次回に回します。
次回で本当に終わりにしますのでよろしくお願いします。