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前回は下塗りまで終わらせたので、今回は本塗装をしていこうと思います。
基本的に全てのパーツに艶有りブラックをたっぷりと吹いて艶々な状態から塗り重ねていきます。


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今回使用する色は主に4色です。ざっくり説明します。
画像左の紺色:本体のダークブルーにあたる部分は、GXメタルブラック+PCディープクリアで混色したものです。
中央の暗いシルバー:本体のシルバー部分はMr.カラー スーパーメタリック2のスーパーステンレス2です。
右の明るいシルバー:爪の部分はパーカッションジュラルミン。爪の部分のみヤスリで磨いて艶々にした上から吹き付けました。
Mr.カラー スーパーメタリック2は最近リニューアルされたので全色買ってみましたが、独特の色艶が簡単に出せてお値段もお高くないので結構気に入っています。といってもスーパーアイアンを使用して一作品作っただけなので余り多くは語れませんが、吹きやすさと値段、それに仕上がりを考えてもお買い得な塗料なんじゃ無いんでしょうか。
なんかクレオスの回し者っぽい文になってしまった・・・

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まずは紺色部分から塗って行きます。パールパウダーが入っているので普通に塗るとご覧の様に艶消し状態になってしまい艶も全くないので心配になりますが、この後クリアーコートを掛けるとテストピースのように艶々になるので問題有りません。
吹くときのコツはなるべくパールの粒子が立つように優しく吹くと、クリアーコートしたときにギラ付いた感じになります。勢いよく吹くとせっかくの粒子が塗料で埋もれてしまうので注意したいポイントです。

IMG_20190506_204434.jpg のコピー

紺を吹き終えたら一回スーパーステンレス2を吹きます。
マスキングもある程度必要ですが、インビットはLBXとは思えない程マスキングが簡単なので(背骨以外)サクサク作業が進みます。

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あっという間に基本色が塗り終わりました。
爪部分はパーカッションジュラルミンを薄く3回ほど吹き重ねました。写真では少し分かりにくいのですが、下地がしっかりと仕上がっていれば簡単にメッキ調になるので吹いていて楽しかったです。
ただ下地が荒かったりすると思ったほどのメッキ感が出ないのでちょっと面倒にも感じました。

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紺で塗った部分はクリアーコートするとこれくらい艶が出ます。
私はPCディープブルーをはじめパールパウダーを混ぜてつがうのが好きですが、本来は混ぜて使うより単色で使用した方が綺麗に発色するらしいです(当然です)
色味の調整は下地で調整するのですが、これが中々面倒なのでつい安易に混ぜてしまうんですよね~ただ混色した物も悪い色というわけではないので、特にこだわりが無ければコレでも問題無いと思います。
次はこのキット最大の鬼門の腹部の塗り分けをしていきます。ここを乗り越えれば後は平坦な道なんでがんばって峠を越えていこうと思います。