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さかのぼること今から17年前、某パソコン雑誌に(何故か)付属していた幻の名キット、中華キャノンのプラモデルを入手しました。
当時は中国の最先端ロボットの先行者がいろいろと話題でしたが、まさかプラモデルにまで発展していくとは誰も思わなかったでしょう。私も思いませんでした。
このプラモは正確には先行者ではなく中華キャノンという扱いなのですが、股間以外はもう殆ど先行者なので先行者として私は扱うつもりです。
何故今更こんなもの(失礼)を作ろうかと思ったかと言いますと、先日完成させたKAINARがこの先行者の親類縁者らしく、更に詳しく言うならKAINAR自身が先行者であったという訳が分からない衝撃的な事実を知ってしまったので、これはもう作るしかないだろうという使命感に突き動かされ、いてもたってもいられなくなって気付いたら作り終えていました。

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パッケージは2cmくらいの厚みに大きめのマウスパッド程度の大きさしかない小さな物ですが、パッケージアートもしっかり描かれており、なんでそんなに無駄に力を込めて作ったの分かりませんが、とにかく熱意は非常に感じる仕様になっています。

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ランナーは一枚しか有りませんが、結構みっちりとパーツが詰まっておりオマケにしては気合いが入っているなと言う印象。
手足にはポリキャップも付属すると言う本気ぶりで、雑誌よりもこちらが本体と言っても過言ではないでしょう。

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製作はもう本当に簡単です。形にするなら10分で出来るでしょう。
私は合わせ目を消したり肉抜き穴をパテで整形した関係で2時間以上掛かりました。オマケキットなのでサクッと作るはずだったのですがこれでは本末転倒も良いところなので、ある程度妥協して表面処理を終わらせました。
こうしてただ突っ立っているだけでどこか哀愁を漂わせるのは本家先行者と同様です。左手に付いているドリルは非常に良い造形でした。
関節は簡単な作りでしたが、それ故に非常に良く動くのでブンドドしていて非常に楽しかったです。
後はこれに色を塗って仕上げますが、ドリル込みで2色しか使わないので簡単に塗装できそうです。

先行者の完成品はこちら
Kainarはこちら