模型を始めてからずっと使っている道具の一つがエアテックス製(H&S) エアブラシ エボリューションSOLOです。
まだロクにエアブラシも満足に使えなかったくせに、値段が高ければ上手く塗れるだろうと言う幻想を抱いて、自分の身の丈に合わない物を買ってしまっていたと今になってみれば思いますが、流石に10年以上も使っていると自分の体の一部のように馴染んできます。
おかげさまで今ではグラデーション塗装に手放せない一品となりました。
長い間コラーニと共に併用しているこのエボリューションですが、今年とうとうメーカーさんにオーバーホールを依頼しました。(そのことは別記事で書いてあります。)
このエボリューションはノズルやカップが交換できるカスタマイズ性に富んだもので、コラーニともノズルの互換性があるので(公式で使えると公言しているかは定かではないですが)今まではエボリューション用のノズルベースセットを購入し、それをコラーニ間で共有したりしていました。コラーニ用のノズルベースセットではニードルが短いのでエボリューションでは使用できません。(ノズルは使用できました)ですのでエボリューション用を購入してやり繰りしていました。
肝心の性能ですが、当然のことながら使用に関するストレスは一切ありません。ボタンはプロコンBOYに比べると柔らかく、長時間作業していても手が疲れにくいのも良いです。
このシリーズでニードルアジャスターが付いている機種もありますが、そういった余計な物が付いていないので軽く扱いやすいので、精密なグラデーション塗装をするときは殆どこれでやっていました。
互換性機能はかなり高く、ノズルは0.15mm~0.6mm(0.15mm 0.2mm 0.4mm 0.6mm)まで揃っており、カップは2cc 5cc 15ccと選り取り見取りです。
私はオーバーホール後は互換性機能を活かさず0.2mmに固定して使用しており、ほぼグラデーション塗装専用機となっています。
エボリューションシリーズは3タイプ有りますが、このSOLOは買ってすぐの状態ではカップ2cc(かなり小さい容量)で蓋も付いておらずノズルの口径は0.2、つまり大物を塗るようなセッティングにはなっていませんし、ニードルアジャスターもない必要最小限なプレーンな物になっています。
ですのでこのSOLOは初期状態だとかなりの小物かグラデーションで使用するハイライトやシャドー色を塗るくらいに限った使い方になるかと思います。
普通に塗りたいのでしたらノズルを変えて使っても良いのですが、同機種の違うシリーズで「エボリューションA」という物が出ており、そちらはカップが5ccで蓋も付いておりノズル口径は0.4mmと標準的な物となっていますので、用途や必要に応じて選んでください。
初心者の方ですと値段の高さ(約18000円)に尻込みしてしまうかと思いますが、それに見合った使い心地は有るかと思います。ただこの機種でなければ絶対にできない!と言うようなものは無いので「初めて買うからちょっと高くても使い勝手の良い奴が欲しい」とか「手持ちの物だとどうしてもグラデーション塗装がしにくい」と言った方は一本持っていても良いかと思います。
個人的にこの機種の良いところは
・無駄な機能が付いていないので軽くて使いやすい=疲れにくい
・拡張性や互換性が高いので一本で何でも出来る(コラーニもですが)
・軽く扱いやすいので対象物に近づいて吹き付ける作業がしやすい=グラデしやすい
・ちょっと的外れですがH&S社のサポートは最高でした
悪い部分は
・値段が高い
・互換性部品もそこそこ高い(ノズルベースセットで5~6000千円前後)
・パーツ交換時破損のリスクもあるので出来ることなら交換しない方が良い
・カップが交換式なのでメンテや洗浄が少し面倒
こんな具合でしょうか。
コストの高さに目をつぶれば使用する上でのデメリットはそんなにないですし、私のように互換性機能を使わなければ破損のリスクも殆ど有りません。
つまりこのエボリューションは初心者から上級者までどんな人にもお勧め出来る最高の機種であることは間違い有りません。
ただどんな道具にも言えることですが、こういった物は一番最初に持った道具に手が勝手に最適化されるので、一概に高ければ良いと言うわけでなく、使用できる最低限の機能を満たしていれば見た目や直感で選んでも良いと思います。(身も蓋も無いこと書いてしまいましたが)
私はこのシンプルなデザインに惚れているのでこれが壊れても次も同じ物を買うとおもいます。
まだロクにエアブラシも満足に使えなかったくせに、値段が高ければ上手く塗れるだろうと言う幻想を抱いて、自分の身の丈に合わない物を買ってしまっていたと今になってみれば思いますが、流石に10年以上も使っていると自分の体の一部のように馴染んできます。
おかげさまで今ではグラデーション塗装に手放せない一品となりました。
長い間コラーニと共に併用しているこのエボリューションですが、今年とうとうメーカーさんにオーバーホールを依頼しました。(そのことは別記事で書いてあります。)
このエボリューションはノズルやカップが交換できるカスタマイズ性に富んだもので、コラーニともノズルの互換性があるので(公式で使えると公言しているかは定かではないですが)今まではエボリューション用のノズルベースセットを購入し、それをコラーニ間で共有したりしていました。コラーニ用のノズルベースセットではニードルが短いのでエボリューションでは使用できません。(ノズルは使用できました)ですのでエボリューション用を購入してやり繰りしていました。
肝心の性能ですが、当然のことながら使用に関するストレスは一切ありません。ボタンはプロコンBOYに比べると柔らかく、長時間作業していても手が疲れにくいのも良いです。
このシリーズでニードルアジャスターが付いている機種もありますが、そういった余計な物が付いていないので軽く扱いやすいので、精密なグラデーション塗装をするときは殆どこれでやっていました。
互換性機能はかなり高く、ノズルは0.15mm~0.6mm(0.15mm 0.2mm 0.4mm 0.6mm)まで揃っており、カップは2cc 5cc 15ccと選り取り見取りです。
私はオーバーホール後は互換性機能を活かさず0.2mmに固定して使用しており、ほぼグラデーション塗装専用機となっています。
エボリューションシリーズは3タイプ有りますが、このSOLOは買ってすぐの状態ではカップ2cc(かなり小さい容量)で蓋も付いておらずノズルの口径は0.2、つまり大物を塗るようなセッティングにはなっていませんし、ニードルアジャスターもない必要最小限なプレーンな物になっています。
ですのでこのSOLOは初期状態だとかなりの小物かグラデーションで使用するハイライトやシャドー色を塗るくらいに限った使い方になるかと思います。
普通に塗りたいのでしたらノズルを変えて使っても良いのですが、同機種の違うシリーズで「エボリューションA」という物が出ており、そちらはカップが5ccで蓋も付いておりノズル口径は0.4mmと標準的な物となっていますので、用途や必要に応じて選んでください。
初心者の方ですと値段の高さ(約18000円)に尻込みしてしまうかと思いますが、それに見合った使い心地は有るかと思います。ただこの機種でなければ絶対にできない!と言うようなものは無いので「初めて買うからちょっと高くても使い勝手の良い奴が欲しい」とか「手持ちの物だとどうしてもグラデーション塗装がしにくい」と言った方は一本持っていても良いかと思います。
個人的にこの機種の良いところは
・無駄な機能が付いていないので軽くて使いやすい=疲れにくい
・拡張性や互換性が高いので一本で何でも出来る(コラーニもですが)
・軽く扱いやすいので対象物に近づいて吹き付ける作業がしやすい=グラデしやすい
・ちょっと的外れですがH&S社のサポートは最高でした
悪い部分は
・値段が高い
・互換性部品もそこそこ高い(ノズルベースセットで5~6000千円前後)
・パーツ交換時破損のリスクもあるので出来ることなら交換しない方が良い
・カップが交換式なのでメンテや洗浄が少し面倒
こんな具合でしょうか。
コストの高さに目をつぶれば使用する上でのデメリットはそんなにないですし、私のように互換性機能を使わなければ破損のリスクも殆ど有りません。
つまりこのエボリューションは初心者から上級者までどんな人にもお勧め出来る最高の機種であることは間違い有りません。
ただどんな道具にも言えることですが、こういった物は一番最初に持った道具に手が勝手に最適化されるので、一概に高ければ良いと言うわけでなく、使用できる最低限の機能を満たしていれば見た目や直感で選んでも良いと思います。(身も蓋も無いこと書いてしまいましたが)
私はこのシンプルなデザインに惚れているのでこれが壊れても次も同じ物を買うとおもいます。
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