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前回はガバナーを普通にパチ組したので、今回は面倒な胴体改修を避け、武器類のみ改造して以降と思います。
写真のガバナーの持っているアサルトライフルっぽいものをスナイパーライフルに改修します。


まずはスコープを付ける基部を製作します。
スコープは3mmプラパイプで作るので、それに合わせて3mmのピンバイスと1mmプラ板を用意します。

無題

画像のようにプラ板に3mmの穴を開け、銃の横幅に合う大きさに切り出します。(画像のはプラ版になってますがご愛嬌)

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出来上がったのが上の画像です。
普通にプラ板を切り出すと凹型になってしまうので、好みで台形っぽく削ってやるといいかもしれません。

無題

こんな感じに。

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今度は銃身を伸ばす加工をします。
まずは本体に1mm程度の穴を開け、穴に合う真鍮パイプを入れます。
その上にもう一回り太いプラパイプを被せます。

あああ

一度に太い穴を開けないのは、単純に銃身の太さが足りず強度が得られないためです。
先端部を若干切り欠いているのはこの後にスプリングを入れるからです。

あ

赤い部分が2mmのスプリングです。
これはその上に被せる3mmプラパイプから覗く穴がのっぺりし過ぎだったので、スプリングで内部のディティールを作ってやりました。


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完成画像がこちらです。
実際にやってみると至極簡単に出来ます。
先端のプラパイプは手作業で穴を開けました。

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銃身はプラパイプを被せただけでは隙間が見えてしまうので、黒い接着剤を表面張力で軽く丸みを帯びるまで盛ってやり、乾燥後軽くやすっただけですが結構それっぽくなりました。

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スコープは3mmプラパイプに3mmの凹モールドを取り付けただけです。
これを先ほど作った基部に取り付けてやります。

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ぴったり合いました。
写真に取り忘れてしまいましたが、スコープのレンズ部分はラピーテープをポンチで切り、その上からUVレジンを流し込んでレンズを作っています。

ひとまずこれで加工は完了です。
ストックを作ろうか迷ったのですが、試作品の段階ではあまりこの形状に似合うものが出来なかったので、今回は見送ることにしました。
次回は各部分の塗装をやってしまいます。


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